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☆ストレートティーの楽しみ方
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☆ストレートティーの楽しみ方
紅茶を純粋に味わう為には、やはりストレートで飲むのが一番です。
紅茶をストレートで楽しむ為にとても重要なことを今から何点かお話します。
ここでは、当サイトで扱っているダージリン(ファーストフラッシュ)を基本としてお話させてもらいます。
1、とにかく熱く!口に入れる寸前まで熱さを保ちましょう。
ストレートティーをおいしく淹れるヒント1
○紅茶の成分は90℃以上の温度でないと成分が抽出されない。
紅茶を淹れるお湯は、できる限り冷めないように配慮しましょう。
ポット、カップは必ず熱湯で温めておきます。
熱くて空気をいっぱい含んだお湯の中に紅茶を入れてあげると、
紅茶は素晴らしいダンスをして、素晴らしいおいしさを引き出してくれます。
2、水を選んで使いましょう。
ストレートティーをおいしく淹れるヒント2
○紅茶の種類と水との関係を考えましょう。
イギリスと日本の違い・・・水が違います。
紅茶は一緒でも水が変わってしまう。
その為、イギリス式では紅茶はおいしくなかったりします。
例えば、ポットの為の1杯の茶葉。
イギリス式では、人数分の茶葉の他にポットの為の1杯というものが存在します。
カップ数+1杯の量の茶葉を入れるんです。
日本で同じようにこれを行うと、紅茶の渋みが出すぎてしまい、おいしくなくなります。
(ミルクティーにするのであれば、いいかもしれませんが)
なぜ?日本で同じ事を行うと、おいしくないのか?というと、
水が違うから、というだけの理由です。
イギリスの水:硬水(硬度120以上)
日本の水(水道水):中硬度水(硬度60〜70)
硬度によって、紅茶は抽出される成分が変わります。
硬度が低いほど、タンニンが抽出されやすく、硬度が高くなると、タンニンが抽出されにくくなります。
日本でポットの為の1杯の茶葉を足してしまうと、渋くなるだけです。
日本の水に合った淹れかたをしましょう。
ちなみに私のおすすめは、「水の為の−0.5杯」です。
ちょっと茶葉を少なくした方が、ライトな感じで、紅茶の香りを楽しみやすくなります。
3、水の種類と特長 in Nippon
ストレートティーをおいしく淹れるヒント3
○茶葉と水との関係、蒸らし時間の関係
上のヒント2で、イギリスと日本の水の関係についてご紹介しましたが、
日本で紅茶を淹れる時に知っておくと得する情報について、紹介します。
■日本で紅茶を淹れる時、一番いい水はどれ?
1、ミネラルウォーター(軟水)
2、水道水(中間水)
3、ミネラルウォーター(硬水)
さぁ?どれだと思います?
私のおすすめする水は、2の水道水です。
できれば、浄水器を通した水道水がおすすめです。
理由を超簡単に説明してみます。
「1と3のミネラルウォーターは、新鮮でなく、空気をあまり含んでいないからです。」
実は、おいしい紅茶を淹れる為には、たっぷりと空気を含んだ新鮮な水が必要です。
水に含まれている空気が、紅茶のおいしさを引き出す「ジャンピング」を起こしてくれるからです。
ジャンピングを起こさない水は、紅茶のおいしさを引き出しにくくなります。
新鮮な紅茶に、新鮮な水が、おいしい紅茶を飲む為の必須条件になります。
そして、水によって、蒸らし時間を変化させると、
さらに紅茶をおいしくさせることができます。
日本の水道水は、硬水でも軟水でもない、中間の硬度を持った水です。
イギリスよりも、成分が抽出されやすい為、蒸らし時間もちょっと短くした方が、良いようです。
また、茶葉の種類によっても、注意が必要です。
OP、BOPなど、茶葉の大きさ(粉砕されているかどうか)によって、
抽出のされやすさが変わってきます。
茶葉が大きいほど、抽出時間は長い方が良いですし、
粉砕されていて小さくなっている茶葉は、抽出時間を短くした方が良いです。
特に、OPを淹れる場合と、ティーバックを淹れる場合などは、蒸らし時間をしっかり調整した方が、おいしくなります。
ティーバックは、茶葉が非常に小さくなっていますので、長くても90秒程度が良いでしょう。
ただ、蒸らし時間などは、好みが大きく関係します。
自由に色々と試して、自分に合った味を見つけて欲しいと思います。 |
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インドでの紅茶タイムの風景
すごくおいしそう |
紅茶が栽培されている地域の風景です
すごく雄大ですごくきれいな自然がある土地です
こんな所で栽培される紅茶がすごくおいしい |
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